頑丈な基礎は住まいづくりの基本です。地盤が弱いと、家が傾いたりする「不同沈下」が発生し、耐震性以前に欠陥となってしまいます。そこで、地盤を入念に調査し、その土地に合った最適な基礎工事を施しております。
鉄筋を建物下の地盤全体に配筋し、そこに底盤厚150mm分のコンクリートを流し込む基礎工法。地震や台風等の衝撃を効果的に地盤へ逃がすとともに、地面を鉄筋コンクリートで覆っているので、防蟻対策としても有効です。
基礎と土台の間にパッキンを取り付けることで、従来工法の1.5~2倍の換気性能を発揮し、湿気のこもりやすいコーナー部分もしっかりと換気。基礎部分の強度を損なわない工法であるとともに、土台が基礎コンクリートと接触していないため、土台の耐久性も向上します。
厚さ24mmの構造用合板を用いた剛床構造で、水平剛性がアップ。さらに、構造用合板の耐力壁をバランス良く配置し、剛性と耐震性に優れた住まいを実現しております。
柱と梁、筋違が交差する部分は、羽子板ボルトや筋違金物等、各種金物で固定。基礎と構造体はアンカーボルトやホールダウン金物で強固に接合し、台風時の強風や地震の揺れ等、横からの力による建物の浮き上がりを防止します。