賃貸のオーナー様からのご依頼で、昭和52年建築の民家をリノベーションしました。サンルームにあった洗面化粧台を浴室近くに移し、機能的な間取りにすることからスタート。2間続きだった1階の和室とダイニングキッチンの間の壁は取り払い、南向きの開放的なLDKへと生まれ変わりました。2階にある和室2部屋の片方は主寝室として洋室に変更。もう片方は化粧柱を残して壁を漆喰塗りし、掘りごたつを据えることでリノベーション前の佇まいを活かした新しい和空間になりました。1階と2階をつなぐ階段の踏込板はアクリル板にすることで、玄関と廊下のあかりがLDKに伝わります。機能性が大きく改善されるともに、古い民家ならではの雰囲気を残した、趣のあるリノベーション空間に仕上がりました。
たれ壁を取り除くことで開放的にし、南向きの広々としたLDKに間取りを変更。
化粧柱の持つ雰囲気を活かし、掘りごたつも設置。
南向きを活かして、光の入る明るい洋室に変更。押入れと袋戸棚はクローゼットにしました。