今回は、屋根の貼り替え工事の様子をお届けします。 塗装工事の様子はこれまでもお伝えしてきましたが、「屋根の貼り替えはどうやってするのか」を是非ご覧ください。
今日からいよいよ屋根の貼り替え工事が始まります。
ここ数年大きな台風による被害を受けられたおうちがたくさんありましたが、屋根や外壁は室内と違って、四六時中日光、熱、風雨、温度差にさらされています。
<屋根貼替前の状態>
棟板金を外し、1枚1枚丁寧にカラーベストを剥がしていきます。
<カラーベスト剥がし>
普通の生活で、屋根に上ってその状態を見ることもありませんし、「家を建ててから屋根の点検をしていない」というお宅も多いと思います。でも、実は見(え)ていないだけで屋根も大変お疲れの状態かもしれません…!
だからと言って一般の方が屋根の上に上がり、カラーベストを踏んで割ってしまってはいけませんし、ましてや落下の危険性もありますので、屋根に関するご相談は、経験、知識のあるスタッフまでお問合わせください。
<カラーベストを剥がし終えた状態>
しっかりとルーフィングシートを貼り、この上からカラーベストを設置していきます。
<ルーフィングシート貼り>
職人さんが、丁寧にしっかりと1枚1枚カラーベストを設置していきます。
<カラーベスト貼り>
職人さんの作業は、まさに芸術!
こういった丁寧でしっかりとした技術のおかげで、屋根もまた、日光、熱、雨、風に耐えてくれるのです。
アスファルトルーフィング(防水シート)張りからカラーベスト張りまでの作業はおよそ3日〜4日間です。
<カラーベスト貼り 途中経過>
棟板金を設置し、屋根の交換工事が完了しました。
<屋根設置完了>
しっかりとした釘打ち作業を行うことで、腐食や雨漏れにつながらないようにします。
<釘打ち作業①>
<釘打ち作業②>
釘打ち作業完了後、今度はコーキング作業に入ります。
<コーキング養生>
コーキング作業の前に、プライマー(接着剤)を塗布することでコーキングの密着性を高めます。
<コーキング整え作業>
コーキングを充填しているところです。
<コーキング打ち>
古い屋根を剥がし、新しい屋根に貼替え、隙間が無いよう細かな作業を施し、ようやく屋根の貼替工事が完了しました。
<屋根貼替工事完了>
貼替前後の状態を見比べてみてください。
梅雨や台風の季節になる前に、是非屋根の点検をしてあげてください。